奈良生駒の女性行政書士 「すみれ行政書士法務事務所」の野村早香です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
少し前になりますが、
奈良県行政書士会の研修で、「エンディングノート」について学びました。
エンディングノートとは、終活のひとつで、
もしもの時=自分の人生のエンディングがきたときに、
残された家族が困らないように色々と書き記しておくノートです。
遺言書とちがって、法的効力はありません。
また遺書は、手紙という分類になるので、それもまた違います。
私も、エンディングノートについてのセミナーを開催したことがあるので、
他の先生方からどういった話がでてくるのか興味深く参加させていただきました。
今回の講師は、尊敬する大先輩であり同じ生駒市でご活躍の吉田良子先生。
吉田先生は、終活アドバイザーとしてもご活躍されておられます。
先生の実体験を踏まえたお話しで、とても説得力のある濃い内容。
実務でたまにあるのが、遺言書やエンディングノートを書いてほしいけども、
親が中々書いてくれないという、子どもさん(といっても50~60歳代ですが)からの相談です。
吉田先生のお話でも、焦点となり、ご自身の親御さんの事例を紹介してくださっていました。
(もちろんですが、無理やり書かせるとか、なんとか説得して、書いてもらうとかではありませんよ)
もう一つ、エンディングノートを書くことは、年齢に関係のないこと。
特に私たちのように、事業をしているものが、
急に何かあったときに困るのは、家族だけでなく、お客様にも及びます。
その影響度と管理方法についてのお話しがありました。
聞けば吉田先生は、エンディングノートという言葉が、
世にでる前から、もしもの時に備えて書き残しておかなければならないと、
取組しておられたとのこと。
後回しになってしまいがちなことですが、
リスクやもしもの時に対する意識の高さと行動力がさすがだなと敬服しました。
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