奈良生駒の女性行政書士 「すみれ行政書士法務事務所」の野村早香です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
先日、コスモス成年後見サポートセンター奈良県支部(以下、コスモス奈良)にて、
成年後見制度の周知活動の一環で、
奈良市敷島町自治会さまにて、後見をわかりやすくお伝えするための寸劇を実施しました。
奈良県内でも、地域によっては高齢者率が高い地域がたくさんあり、
今のうちから制度を知ってもらい、安心して過ごせるように自治会さまが企画されました。
たくさんの方にご参加いただき、また質問もたくさん飛び交い、
盛況に終わりました。地域のことは地域で助け合っていく、「自助」・「共助」そんな熱意を感じました。
コスモス奈良ではご依頼をもとに、
各地の自治会さまや高齢者施設さまにて、寸劇セミナーを実施させていただいています。
後見制度は、判断能力が低下すると、正常な判断ができず、
例えば、高額な商品購入の契約を結んでしまったり、
財産の管理ができなかったり、、、。場合によっては多額の損害を受けてしまうことがあります。
その方たちに変わって、契約を行ったり、財産をしっかり管理するサポートをするための制度です。
参加されておられるかたのお話を聞くと、
「後見制度」は、最近ではニュースや新聞で見聞きすることが増えたためか、
言葉として知っておられるかたは徐々に増えてきていると実感しています。
細かい点となると・・・なかなか複雑な制度なのです。
まず、後見制度には2つの制度があります。
「成年後見制度」と、「任意後見制度」です。
任意後見制度に対して、成年後見制度を「法定後見制度」と呼ぶこともあります。
その違いについて、次回ブログにて詳細を説明したいと思います。
※次回ブログ 成年後見と任意後見の違い ~判断能力について~