奈良・生駒の行政書士「すみれ行政書士法務事務所」の野村早香です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。

令和3年 障害福祉サービス報酬改定の情報がちらほら固まりつつあります。

その中で、就労継続支援A型についてピックアップしたいと思います。

就Aの大きな変更点は基本報酬の算定方法の変更です。

従来は平均労働時間で区分が決まっていましたが、

改正案としては、
「1日の平均労働時間」、
「生産活動」、
「多様な働き方」、
「支援力向上」、
「地域連携活動」の5つの観点から各評価をし、
総合評価をもって実績とするスコア方式に変わるようです。

具体的には、

「生産活動」・・・前年度及び全前々年度における生産活動収支状況

「多様な働き方」・・・利用者さんが多様な働き方(たとえばテレワークの導入など)を実現できる制度の整備状況とその活用実績

「支援力向上」・・・職員のキャリアアップの機会を組織として提供している等、支援力向上の取組状況

「地域連携活動」・・・地元企業と連携した高付加価値の商品開発、施設外就労等により働く場の確保等地域と連携した取組実績

となります。

また、このスコア方式の評価は公表するよう事業所には義務付けられるようです。