奈良生駒の女性行政書士 「すみれ行政書士法務事務所」の野村早香です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

先日、デジタル朝日新聞の記事より、

 

「認知症による徘徊(はいかい)で行方不明になった高齢者は、

発見に時間がかかれば生存率が著しく低下していく傾向が明らかになった。

当日なら82・5%が生存していたが、

翌日ならその日に発見された人の63・8%、3~4日目は計21・4%と低下。

5日目以降の生存者はいなかった。」

と紹介されていました。

 

先日、奈良の経営者団体でお知り合いになった、

株式会社けいはんなヘルパーステーションの、

久保社長よりお話を伺う機会がありました。

けいはんなヘルパーステーションさんでは、

昨年、認知症徘徊対策「GPSどこでもシューズ」という、

GPSが搭載された靴を開発、販売開始されました。

きっかけとなったのは、

他の介護事業所で、

認知症の利用者さんが徘徊で行方不明になり、

同業者ネットワーク100人体制で3日間、

探し回ったそうです。

利用者さんは無事でしたが、

久保社長は参加されたことがきっかけとなり、

GPS搭載シューズの開発をされたそうです。

介護疲れという言葉があるぐらい、

認知症介護、認知症徘徊については、

社会的な問題でもあります。

家庭だけでなく、行政全体、国全体で取り組んでほしいと思います。


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